2017年08月09日

この本,おもしろい!「いなくなった私へ」(辻堂ゆめ)

学校が夏休みということもあり,このブログでは初めて,読書感想文的な(あくまで的です)記事を書く気になりました。 
 今回,おもしろいな〜と思った本は,宝島社から出版されている「いなくなった私へ」(辻堂ゆめ)です。第13回「このミステリーがすごい!」大賞・優秀賞を受賞した作品で,その名の通り,ミステリー小説です。

 人気絶頂のシンガーソングライター上条梨乃(かみじょうりの)が,突然自殺をするのですが,本人は別人格として現世で生き返る,しかし他人からは,生前の人格としては認知されない・・・というストーリーです。

 私は,普段ミステリー小説を読まないのですが,なんだかおもしろそう,と思って買ったところ,本当におもしろかったです。「上条梨乃ってどんなにかわいいんだろう」,「樹(いつき)君って本当に賢いんだな」,「優斗さんて本当にいい人だな」,などと小説の中にどんどん引き込まれていく感じがたまりませんでした。

 藤沢市辻堂出身なので,辻堂というペンネームを付けられているようですが,同じ藤沢市出身としては,応援してきたい気持ちになります。(さっそく,「コーイチは,高く飛んだ」も買いました)

 私は,池井戸潤,三浦しをんが好きで,ほとんど全部読んでいますが,そこに辻堂ゆめが加わり,新たな幸せを感じています。

 次は,学校が冬休みになった頃に,読書感想文的な(あくまでも的)記事を書こうと思います。

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posted by 大橋賢也 at 10:59| Comment(0) | 日記